No.497 2022年 6月号
2022年エランドール賞 新人賞 受賞コメント
江口 のりこ
この度はエランドール新人賞をいただいて、本当にありがとうございます。もっと頑張らないといけないな、と思いました。今もドラマの撮影をしておりますので、応援して下さる皆さまにはそちらもぜひご覧いただきたいです。ありがとうございます。
川口 春奈
2022年エランドール新人賞という大変素晴らしい賞をいただき、本当に恐縮で嬉しく思っております。デビューして15年が経ちますが、たくさんのスタッフさんや良い作品に恵まれて、のびのびとお芝居をさせていただいております。「着飾る恋には理由があって」という、自分も大好きな作品がたくさんの方に届いたのかな、と思うと大変嬉しく思います。現場のスタッフの皆さんと一緒に取れた賞だと思い、大変感謝しております。作品を通じて、元気や勇気といったポジティブな気持ちを心で届けていきたいです。これからもドラマや映画っていいな、と思ってもらえるようなお芝居をして頑張っていきたいなと思います。ありがとうございます。
広瀬 アリス
2022年エランドール新人賞、ありがとうございます。自分の芸能人生でこのような素敵な賞をいただけるとは思っていなかったので、とてもびっくりしています。小さい頃からテレビを見て、笑ったり泣いたりと色々と勇気づけられた思い出もあるので、テレビを見ているみなさんにも元気を届けたいな、という気持ちが私は人一倍強いと思います。一人でも応援してくださる方がいれば、その方のために頑張りますので、変わらず応援していただけたら嬉しいです。みなさんにも近所のお姉さんのような親近感を覚えていただいているんじゃないかなと思いますので、これからも今と変わらず、親しみやすいキャラクターのまま、泥臭く楽しく、そして自分らしくマイペースにお仕事を頑張っていけたらと思います。
(女性受賞者アイウエオ順)
仲野 太賀
この度はエランドール新人賞に選んでいただき、本当にありがとうございます。まさか自分がこのようなキラキラした賞をいただけるとは思っていませんでした。芸歴が17年ほどですので、新人賞は自分とはほど遠い賞だと思っていましたが、受賞出来て本当に嬉しく思っております。2021年はたくさんの出会いと作品に恵まれたので、この賞をいただけたのは自分だけの力ではなく、作品やスタッフ、キャストの皆様のおかげだと思っております。特に「コントが始まる」というドラマは、菅田将暉さんに「一緒にドラマをやろうぜ」と誘われて参加したので、菅田さんにも感謝しています。この賞に恥じぬよう、これからも頑張りたいと思います。
柳楽 優弥
この度エランドール賞をいただき、とても光栄に思っております。2021年の色々な作品を見てくださって今回賞をいただけたということで、これからもいい作品に出られるような俳優になれるように努力していきたいと思います。20年弱、俳優として活動させていただいて、年を重ねるごとに作品に関わることが楽しくなってきています。まだまだ未熟な部分もありますが、ファンの方々や作品を観てくださっている方々に「応援していてよかった」、と思っていただけるような俳優でありたいと思っております。改めて、今回このような賞をいただき、ありがとうございます。
山田 裕貴
このような賞をいただけたことが本当に嬉しいです。トロフィーをもらって初めて実感がわきました。デビューした時から今まで作品に込める想いや熱意は全く変らず、1作1作向きあったことを認めていただけたのかなと思います。振り幅のある俳優になりたいと思い、色んな役を演じてきたので、たくさんの人が僕を見てくれるようになったのだと思いますが、僕自身は20歳でデビューした時から、どの作品にも変わりなく接しています。これからも変わらず1作1作に向き合っていくことを続け、作品に力を添えられる俳優になっていければいいなと思います。素敵な作品やスタッフさんに巡りあえているので、そのご縁と期待を裏切らないように進んでいきたいです。
(男性受賞者アイウエオ順)
只今撮影中
映画「モエカレはオレンジ色」
松竹株式会社
田渕 みのり
胸キュンのラブコメ映画はこれまでにも数多く作られていますが、本作の特徴は、胸キュンものでありながら消防士という仕事を通して「命を守る」ことに正面から向き合っている点と新しいヒロイン像です。父の死をきっかけに少し心を閉ざしてしまった女子高生・萌衣が、イケメン消防士・蛯原と出会い恋に落ち、年齢差を乗り越えて心の拠り所を得るお話…で終わらず、その先に、二人が過去の傷、喪失の恐怖を乗り越えて、お互いを尊重できる関係を見つけるお話につながっていくところが非常に魅力的だと思いましたし、単なる「恋愛の成就」だけではなく、さらに「人を救いたい」という萌衣自身の成長から生まれた新たな目標に向けて自立していく姿は、現代的で共感を呼ぶと思い、映画化したいと思いました。
そんな蛯原と萌衣を演じるのは岩本照(Snow Man)さんと生見愛瑠さんです。 蛯原はストイックでシャイ、そして鍛え上げられた筋肉の持ち主。説得力を持って演じられるのは、岩本さん以外思いつきませんでした。その身体能力の高さは人気番組「SASUKE」(TBS)での活躍などでご存知の方も多いと思いますが、15mのロープ登攀や人を抱えてのロープ降下など、岩本さんでなければ撮れなかったであろうカットをたくさん撮ることができました。もちろんスタントなし、全てご本人が演じています。クランクイン前に行った実際の消防署での訓練の際に、現役消防士の方にスカウトされていたのも頷けます。そして、生見さんの前向きで一生懸命なところもまさに萌衣そのもので、映画初出演・初ヒロインにして、笑ったり泣いたりと感情豊かな萌衣を見事に体現しています。
クライマックスシーンもこのジャンルには珍しい大規模な商業施設での火災シーン。大勢のエキストラの方々にご協力いただき、はしご車、ポンプ車、パトカー、救急車が出動し、消防士チームもフル装備での撮影は、まさに「大切な人を守る」という本作のテーマにぴったりのシーンになりました。
これまで『好きっていいなよ。』では王道の“キュン”を、『私がモテてどうすんだ』では180度違う角度からからの“キュン”を描いてきましたが、本作ではまた一味違った新しい“キュン”をお届けできると思いますので、ご期待ください!
私の新人時代
フジテレビ
岡田 翔太
新卒でフジテレビに入社した私は実はバラエティ番組制作志望で、配属内示で「映画!」と言われた時にはどんな仕事をするやらさっぱり分からず狼狽したことを覚えています。当時の映画部は「踊る大捜査線 THE FINAL」「BRAVE HEARTS 海猿」「テルマエ・ロマエ」など強烈な大ヒット作品を連発しており何千人の観客がスクリーンに向かって熱狂している舞台挨拶を何度も眼にしました。そのような煌びやかな原風景を体感させて頂いた一方、私は不安も抱えていました。各番組のADや助監督として泥臭い現場仕事に奔走する同期達を見て、自分は制作現場の事をなにも知らないと思っていたのです。当時のボスに「出来る事なら次担当する作品では現場仕事をやってみたいんですけど、、」と陳情すると「じゃあ、あの組行ってこい!」と担当させて頂いたのは泣く子も黙るストイックな撮影で有名な、とある監督作品の制作進行でした。撮影準備が始まって数週間、頭をよぎるのは「なんであんな事を言ってしまったんだ!?」という悲鳴。南伊豆での数ヶ月間に渡る地方ロケ、朝から晩まで、、というか朝まで続く撮影、酔っ払いにぶん殴られたりもして。それでもおめでたい脳みその私は「これが映画の現場!?」なんて思いながらなんだかんだ楽しそうに毎日走りました。制作部7人一部屋の民宿で寝泊まりして、そこで現場の本音を聞いて、なにを思い仕事をしているのか一番下から見て。「岡ちゃんが将来偉くなったら一緒に仕事しよう!」と言ってくださった現場の皆様との思い出が私のもう一つの原風景です。そこから10年、「東京リベンジャーズ」はまさにその民宿で寝食を共にした先輩が制作会社のプロデューサーとなり、彼と二人で撮影を走り切った作品です。あっという間でしたが今思えば非常に恵まれた新人時代を走らせて頂けました。次の10年の糧になるようこれからも一つずつ積み上げていければと思います。
事務局だより
◎第72回 プロデューサー協会
親睦ゴルフ会結果
5月15日(土)コロナ感染予防に留意の上、4組16名にて晴天の中でのプレイ。(親睦委員会)
順位 | 氏名 | アウト | イン | G | H | N |
---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 藤森いずみ | 48 | 48 | 96 | 20.4 | 75.6 |
準優勝 | 杉田 成道 | 48 | 52 | 100 | 24.0 | 76.0 |
第3位 | 香月 純一 | 50 | 49 | 99 | 21.6 | 77.4 |
◎退会
山田力也(グラスハート)
インフォメーション
◎会議の記録
4月18日(月) 14時30分~ エランドール新人賞出張贈呈(川口春奈さん)代官山
4月20日(水) 18時~ エランドール新人賞出張贈呈(柳楽優弥さん)調布
4月23日(土) 11時~ エランドール新人賞出張贈呈(江口のりこさん)生田
4月29日(金) 14時~ エランドール新人賞出張贈呈(広瀬アリスさん)台場
5月10日(火) 19時~ エランドール新人賞出張贈呈(仲野太賀さん)有楽町
5月20日(金) 14時~ 監事監査委員会(事務局)
5月27日(金) 18時30分~ 第9回定例理事会(東映本社8階会議室)
5月31日(火) 17時~ 会報委員会(リモート)
◎会議の予定
6月24日(金) 17時~ 第46期第10回定例理事会(東映本社8階会議室)
17時30分~ 第46期通常会員総会(東映本社8階会議室)
6月28日(火) 17時~ 会報委員会(リモート)