No.521 2025年 2月号
黄金の飛翔!! 2025年!! エランドール賞決定!!
今年のエランドール賞授賞式は、前回、前々回同様に飲食の提供を行わない形で開催します。昨年12月に協会員の皆さまにアンケートをお願いし、その結果をもとに、12月16日のエランドール賞委員会で慎重に討議を重ね、受賞者を確定し、1月24日の理事会で次のように承認・決定されました。
〈新人賞〉
新人賞は協会員の投票によって選出され、決定しました。いずれもスター性と演技力を兼ね備え、次代の映画・テレビを背負って立つことが期待される俳優です。
高橋 文哉
河合 優実
水上 恒司
趣 里
若葉 竜也
松本 若菜
(男女交互50音順)
以上の6名が選ばれました。
新人賞には、東京ニュース通信社から副賞として「テレビガイド賞」、銀製の写真立てが贈られます。
〈プロデューサー賞☆田中・平田賞〉
本年度を代表するヒット作を制作したプロデューサー賞、ならびに今後の将来性が期待されるプロデューサー賞奨励賞は、映画・テレビそれぞれの部門で以下の方が選ばれました。
○映 画(プロデューサー賞)
新井 順子
「ラストマイル」
○映 画(プロデューサー奨励賞)
水木 雄太
「正体」
○テレビ(プロデューサー賞)
尾﨑 裕和
「虎に翼」
○テレビ(プロデューサー奨励賞)
磯山 晶・天宮 沙恵子
「不適切にもほどがある!」
〈特別賞〉
映画「侍タイムスリッパー」 安田 淳一(監督・脚本・撮影・編集)
エランドール賞選考アンケートにご協力くださった協会員の皆さま、ありがとうございました。また今年も新人賞副賞をご提供いただく「東京ニュース通信社」様、そして例年花束を提供して頂いている「日本ばら切花協会」様に、心から感謝を申し上げます。
なお、式典の中で、「アクターズセミナー」の表彰も行います。
〈アクターズセミナー賞〉
佐々木 史帆
庄司 浩平
竹田 有美香
橘 優輝
2025年エランドール賞授賞式は2月6日(木)17時より、京王プラザホテル(新宿)南館5階エミネンスホールにて開催します。演出は日本テレビが担当します。
(エランドール賞委員会)
2025年 第49回 エランドール賞 受賞者一覧
(敬称略)
新人賞☆TVガイド賞
男性女性交互五十音順(6名)
高橋 文哉
2001年3月12日生
埼玉県出身
(所属:㈱エー・プラス)
映 画
「あの人が消えた」
「君と世界が終わる日にFINAL」
「ブルーピリオド」
テレビ
「フェルマーの料理」
「伝説の頭 翔」
河合 優実
2000年12月19日生
東京都出身
(所属:㈱鈍牛倶楽部)
映 画
「四月になれば彼女は」
「あんのこと」
「ナミビアの砂漠」
「八犬伝」
テレビ
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
「不適切にもほどがある!」
水上 恒司
1999年5月12日生
福岡県出身
(所属:(合)HAKU)
映 画
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」
「熱のあとに」
「劇場版アナウンサーたちの戦争」
「八犬伝」
「本心」
テレビ
「ブギウギ」
「黄金の刻」
「ブルーモーメント」
趣 里
©富取正明
1990年9月21日生
東京都出身
(所属:㈱トップコート)
テレビ
「ブギウギ」
「ブラックペアン シーズン2」
「モンスター」
若葉 竜也
1989年6月10日生
東京都出身
(所属:㈱Nora)
映 画
「市子」
「ペナルテループ」
「ぼくのお日さま」
テレビ
「アンメット」
松本 若菜
1984年2月25日生
鳥取県出身
(所属:㈱トリプルエー)
テレビ
「西園寺さんは家事をしない」
「わたしの宝物」
「君が心をくれたから」
「アリバイ崩し承ります」
「ダブルチート 偽りの警官」
プロデューサー賞
プロデューサー奨励賞
○映画(プロデューサー賞)
「ラストマイル」
新井 順子
○映画(プロデューサー奨励賞)
「正体」
水木 雄太
○テレビ(プロデューサー賞)
「虎に翼」
尾﨑 裕和
○テレビ(プロデューサー奨励賞)
「不適切にもほどがある!」
磯山 晶・天宮 沙恵子
特別賞
映画「侍タイムスリッパー」
エランドール賞授賞式番組放送の予定
放送局: | BS日本映画専門チャンネル(無料放送) |
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放送回数: | 全6回 |
放送期間: | 2025年3月15日(土)~4月末日 |
放送日時: | 初回放送 3月15日(土)11:00~(60分枠) リピート放送 3月20日(木)9:00~ 3月30日(日)24:40~ 4月中に3回リピート放送予定 |
視聴方法: | BS放送の日本映画専門チャンネルに、チャンネルを合わせていただければ、ご登録せずにどなたでも無料でご視聴頂けます。(ノースクランブル放送) |
配信先: | 日本映画専門チャンネル公式YouTube https://www.youtube.com/user/kinemaniality/featured 日本映画テレビプロデューサー協会公式HP https://www.producer.or.jp/index.html |
配信期間: | 2025年5月~ 約6か月間 |
2024年度 プロデューサーズカフェ
次世代を創る“局Pたち”に聞いてみた
「これからのテレビドラマってどうなんの?」
大きなメディア変革を迎えている中、未来に向けてどういうドラマをどんな方に向けて作っていきたいのかといった話を堅苦しくなく、ざっくばらんに、あくまでポジティブにクロストークしていただきたいと思っています。
■開催日: | 未定 日程決まり次第お知らせ致します |
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■配 信: | Zoomにてプロデューサー協会員及び、テレビ・映画関係の希望者限定での配信 |
※定員100名の予定です。近日中にプロデューサーズカフェ委員会から参加方法の周知があります。 | |
※当日はテレビ朝日さん開発の自動スイッチングシステムで配信します! | |
※後日、アーカイブをプロデューサー協会会員限定サイトにて公開予定 | |
■司 会: | 野村 真季(テレビ朝日アナウンサー) |
私の新人時代
東映衛星放送
香月 純一
「こいつは入ったばかりの頃スタッフルームでガーゴー寝てやがったんだ」と私の大先輩であり最初の師匠Fさんはいつもそう言っていた。私には全く記憶がないのだが、数年後ようやく一本立ちした頃、関西テレビの単発一時間モノで函館にシナハンに行ったことがあった。同行者は業界の先輩であるK監督と脚本家のNさん。夕食の時だと思うが、「少し疲れたかな」と思った私は中座してロビーのはずれのソファに横になった。5分ほど休憩してと考えたのだが、お二人に起こされたのは1時間も経った頃だった。
事程左様に私は良く言えば唯我独尊、悪く言えば自分勝手、全くの自分本位制(金本位制のもじり)であった。シナハンの最中に車を停めて自動販売機で自分の分だけ缶コーヒーを買うなど、今考えると「人としてどうか」である。作品も後輩たちから“東映のATG”などとおだてられ(実はバカにされていた!?)、玄人好みこそ良い作品と思っていた。まさに井の中の蛙、大海を知らずである。
「(作品は)王道を目指しなさい」「一人っ子はこれやからなあ」この後もK監督、Nさんの叱咤激励で私は少しはマシな人間になり(なったつもり)、“誰でも知っているようなヒット作”にたどり着いたのである。感謝感謝である。
正式の使い方ではないが〈閑話休題〉。みなさんはこの「私の新人時代」のコーナーがどのようにして生まれたかご存知だろうか。私は29年前にプロデューサー協会に入会したのだが、最初から会報委員を務めていた(まさにライフワークですな)。当時は「私の新人時代」はなかった。会報委員会の編集会議でも毎回記事のネタを探すのはたいへんであった。そこで“連載=定番モノ”であれば筆者を変えるだけで大仰に言えば未来永劫に続けられる、となったのだ。
「私の新人時代」が未来永劫続き、プロデューサー協会がますます隆盛、多士済々となり発展することを願うばかりである。
事務局だより
◎入会
渡辺 英樹(TBSテレビ)
益田 千愛(TBSテレビ)
中西 真央(TBSテレビ)
◎退会
片山 剛(TBSテレビ)
橋本 梓(TBSテレビ)
黎 景 怡(TBSテレビ)
インフォメーション
◎会議の記録
- 12月23日(月)15:00~ 第3回改革プロジェクト(リモート)
- 1月14日(月)12:30~ 第3回プロデューサーズ・カフェ委員会(リモート)
- 1月16日(木)17:00~ デジタル編集委員会(リモート)
- 1月20日(月)17:00~ 第6回会報委員会(リモート)
- 1月21日(月)18:30~ 第4回エランドール賞委員会(リモート)
- 1月23日(木)13:00~ 第3回四半期収支会議(リモート)
- 1月24日(金)18:30~ 第5回定例理事会(東映本社8階会議室)
- 1月30日(木)16:30~ プロデューサーズカフェ委員会(リモート)
- 2月6日 (木)17:00~ 第49回エランドール賞授賞式(京王プラザホテル)
◎会議の予定
- 2月25日(火)17:00~ 第7回会報委員会(リモート)
- 2月28日(金)18:30~ 第6回定例理事会(東映本社8階会議室)
- 3月4日(火)17:00~ デジタル編集委員会(リモート)